プロペシアやザガーロの副作用は怖い
プロペシアやザガーロは、AGA治療において最も効果のある育毛剤であることは説明したが、実はこの2つの育毛剤には男性には無視できない副作用がある。それは性欲減退だ。
つまり、プロペシアやザガーロを服用することで、男性としての性的能力が落ちてしまう事がある。一応、このプロペシアの製造元のMSD社によれば、臨床試験の結果において性欲減退者の割合が1.1%、勃起不全の割合が0.2%、肝機能障害の割合も0.2%との報告が挙げられている。これを見る限り副作用が発症する確率と言うのは決して高くはないが、その症状が症状なだけに躊躇してしまう人もいるだろう。
もちろん、これは医師の監督下において、薬を適正に使用していればその可能性を下げることができる。また、万が一にもそのような副作用が出た場合には、使用を中止することでそれら症状も治まるので、どうしても心配と言う人は特に担当医と相談した方が良い。また、これは当たり前のことだが、用量用法はしっかりと守り、安全に服用してほしい。
そして、プロペシアの服用に注意事項として女性には飲ませてはいけないという事です。もともとAGA(男性型脱毛症)に対する薬なので、女性のびまん性脱毛症の改善効果がないため飲んでも意味がありません。
そして、もう一つ妊娠中の女性に対しては飲むのはもちろん、プロペシア錠剤に触ることもできません。なぜ妊娠している女性に対してはこれだけ厳しい制約があるのかと言うと、母体の生殖器に異常を起こすのではないかと言われているからです。
なので、妊娠している奥さんと同じ家に住んでいるなら、このプロペシアを服用していることをしっかりと伝え、その危険性も伝えるようにしてください。もし、秘密にしていて、最悪の自体が起こってしまえば取り返しがつかないので、そうならないためにも薬の管理をしっかりとし、奥さんに触らせないようにしましょう。